撮影場所...美術カフェ「ピクニカ」様


































Two of us

材料/石粉粘土・ファー・造花 全長/25cm

2011.7.26〜8.11に行われたグループ展「うまれる会」に出展しました。
“Two of us” とは “ふたりきり”という意味なのだそうです。


※以下、Two of us を造るきっかけの話なのですが、震災や死についての話題に触れています。
気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんので反転してあります。


「うまれる会」はもともと3月に「はじめの会」という名で行う予定が、震災で一度ダメになっています。
そのため「うまれる会」では震災の影響が作品へ色濃く出てしまった所があります。

「Two of us について」
3月のあの一生記憶に残るであろう震災を経験して、死というものをとても身近に感じました。
自分の死に関しても、周りの死に関しても。

もし、大切な人を失くしてしまったら、自分はどうするだろうか。
そんなことを考えながらたどり着いた結果がこれでした。

自分が大切な人になって、その人として生きていく。

その人がいることで成り立っていた世界を壊したくない。
失ってしまった悲しみに耐えられないから、自分が成りきることでその穴を埋めようとするのではないかと。
あくまで想像でしかありませんが・・・私は強くないのできっと現実逃避してしまうんじゃないか。
そのようなことを考えてこのこたちを造りました。

世界観はアリスをモチーフにしています。
ウサギを失ってしまったアリスがウサギ自身になろうとしているところです。
目は泣き腫らしてウサギのよう。
耳や手足の柄が不揃いなのは不完全さを表しています。
作っておいてなんですが、このこたちを見ていると切なくなります・・・。
周りに否定されようと批判されようとこのこたち自身が幸せであるといいな。




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